老人デイサービスセンター　ガーデン・ほんむらの介護職員です。

今回は６月に植えた「さつまいも」のその後についてお話します。

「次に気をつけることは何ですか？」とお客様に聞くと「つる返しだね」「東久留米では「つるっ返し」って言うんだよ」という答えが返って来ました。



「つる返し」とは、伸びたつるがその先で根を張ってしまうとそこへ栄養が取られてしまい、さつまいもが大きく育たなくなってしまうので、根が張らないようにつるを持ち上げてひっくり返すことだそうです。

こちらのお客様は帰宅間際に畑を見てくださり、綺麗な服に綺麗な靴を履いているにも関わらず、躊躇なく畑に入って「つるっ返し」をして見せてくださいました。
あれ？さっきまで「体調が悪い」「フラフラする」って言っていたような…
昔やっていた「畑」。今は世代交代し、ゆっくりのんびり過ごされている方も多いと思います。が、いざ目の前にやるべきことがあるとこんなにも軽やかに動けてしまうのですね！

未経験の私達職員にとって色々教えて下さるお客様は、とても頼りになる「さつまいもの先生」です！

8月。植えて2ヶ月経ち、今はこの様になっています。
灼熱の太陽に負けないよう、毎日の「水撒き」を欠かさず行いながら、そしてつるっ返しをしながら、土の下ですくすくとさつまいもが育っていることを願います。