小平収穫祭~パート2~

前回ブログの続き、小平収穫祭、芋煮調理のスタートです!!
芋煮に入れる具材は、お客様に選んで頂いた中から更に多数決をとり、決めました。
具材の皮をピューラーでむいたり、包丁で切っていきます。
私が里芋の皮をピューラーで剥いていると
「包丁貸してごらん」と
先程まで「五年くらい包丁を触っていないからやらない」とおっしゃっていたお客様からお声がかかりました。
アルコール消毒を行い、アイソレーションキャップ、エプロン、手袋 マスクを着用し里芋と包丁を持たれました。
「手袋が邪魔でやりにくいわ」
と言われながらも、包丁を使う事に躊躇してしまっている私をよそに、スイスイと包丁で皮を剥き始めていらっしゃいました。
とても馴れていらっしゃる手つきでした。
「子供三人にずっと欠かさず食事を作っていてね・・・」
と思い出された様に当時のお話しをしてくださいます。
湧き出る泉のように、思い出話がどんどん出てきます。
色々な出来事を経験され、掴んで来られたその手は小さいけれど、とてもたくましく温かい・・・
そんな小平デイのお客様が、食材選びから味付けまでを手掛けた芋煮は・・・
とっても温かい。
そして優しい味でやわらかい芋煮に仕上がりました(*^_^*)
やっぱり、料理は作った人の心の味になるのですね・・・
皆で「いただきまーす!!」
「あつい…けど、美味しい!」 「今度は、すいとん入れようよ!」
「小麦粉を水で溶いてね・・・」
「簡単だよ~」
次の芋煮会が楽しみです(*^_^*)