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けんち大学~回想法~

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けんち大学~回想法~
こんにちは!けんちの里広報担当です!
けんちの里では、6月から「回想法」というものを始め、月1回のペースで実施しています。

回想法とは高齢者の記憶の特徴(今のことは忘れてしまうけど、昔のことは覚えている)を活かし、昔の道具や写真を見ながら思い出を語り合うレクリエーションのことです。効果としては「脳の活性化」「自己肯定感が増す」「心が元気になる」「積極的になる」「認知症の進行を穏やかにする」と言われています。

自己紹介から始まり、最初は季節にちなんだお話をしてウォーミングアップをします。
「6月といえば…」のお題で盛り上がりました。「紫陽花」「入梅」「梅雨」「傘」「半袖」「レインコート」たくさん思い出して答えて下さいました。職員は「雨ガッパ!」と答えましたが、お客様にサラリと「レインコートのことでしょ?」と指摘されてしまいました(*^_^*) 皆様のほうがお若いようです…。


今回は昔の「台所用品」の写真を見ていきました。
「羽釜」「七輪」「鰹節けずり」「火消し壷」最初はあまり喋り出さなかった方も、懐かしい昔の道具の写真を見ると、次々と会話が弾んできました。「昔よく使ってたわ。」「お釜でご飯を炊くと美味しいのよね。」「家にあった。」「これは安物だね。」等‥
七輪の上でどのようにサンマを焼いていたか、ジェスチャーで表現してくださる方もいました。「お釜を使用する時の「火吹き竹」をお父さんが裏山の竹を切って作ってくれた。」というお話を思い出された方もいました。割烹着や手ぬぐいを実際に身につけて頂くと、昔を思い出されたのか、とても嬉しそうにニコニコされている方がいました。

最後は急須でお茶を入れて、みんなで「楽しかったね。」とティータイムをして終了しました。

皆様が輝いていた時代のお話を聞くことは、貴重であり、職員にとって大変勉強になります。回想法を通して皆様が昔を少しでも思い出して、脳がイキイキして下さるととても嬉しいです。

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