こんにちは。
ボランティアコーディネーターです。

長引くコロナ禍に、けんちの里でのボランティアさんの活動も止まったままです。

そんな中、「活動終了」を決断される方もいらっしゃいました。



これまで長く、活動して下さったボランティアさんが活動を終了される際には、活動最終日に職員が用意した「感謝状」を施設長から授与し、お客様と共に感謝をお伝えして参りました。

このコロナ禍に「活動終了」のお申し出のあったボランティアさんにも「活動再開になるまで保留して下さい！」とお願いしています。

長い間、協働して下さったボランティアさんに、直接「感謝」をお伝えできないまま活動が終わってしまうのは、残念で悔しくて何より淋しいです。


とは言え、ボランティアさんにも様々な事情がおありです。

今回、残念ながら平成2年から活動して下さった「音訳グループ」さんが、活動を終了されました。



音訳グループさんは、朗読を主に活動して下さいました。

その中で、季節にあった「歌の時間」や「クイズコーナー」を取入れて下さり、集中力の持続が厳しいお客様の気分を変えて頂きながら、最後まで朗読を楽しませる工夫をして下さいました。

そんな音訳グループさんの活動終了。

お目にかかって「お礼」を伝える事ができないなんて。。。

申し訳ない気持ちが一杯でしたが、様々な思いを込めて「感謝状」をお送りさせて頂きました。

すると。。。
音訳グループさんのお一人から、思いがけないお手紙を頂戴しました。




ご本人様の意向を受け、お名前は伏せさせて頂きましたが、音訳グループさんとお客様と、私達の積み上げた時間の全てが詰め込まれている様な。

そのお手紙をご紹介させて頂きます。

本当に有難うございました。
ここでまた、感謝の気持をお伝えさせて頂きます。
職員みんなコロナ禍を、まだまだ頑張れる勇気を頂きました。

そして、ボランティアの皆さま。コロナ禍を乗切り、再会できる日を心待ちにしています！